その日、その時、私たちは

こんにちは、7月5日の記事です。
北陸地方も梅雨明けの気配がありませんが、先日の九州の大雨は凄かったです。
特別ニュースも随時放送され、アナウンサーが今までにない身近な、砕いた言い回しで住民の方々に避難を喚起していました。
その中でも、
「今まで大丈夫だったからといって、油断しないでください」
という言い方が、何度か耳にするうちにだんだんと心に深く刺さりました。

今まで大丈夫だったから。

日常の中の多くの油断の原因になりうる考え方の一つだと思います。
長く生きれば生きるほど、経験は積み重ねられ、経験則という名のある種の勘も養われます。
実際、様々な場面で豊かな経験に基づく予測や対処方法は役に立つことも多いのです。
しかし、その成功体験が、時に有害となりうるこだわりを生むことにもつながりかねません。
自然現象は予想を超え、しかも突然に、前例のない脅威となります。
その時、どうすべきか。何を頼り、どう対応するか。
先入観を捨て、最新情報を真摯に受け止め、すぐの行動を起こせるように、日ごろの備え、周囲との話し合い・協力体制を作っておきたいと思います。
皆様も身辺にはお気をつけて。
それでは。