2024.01.09

弱冠

いえとち本舗金沢南店 スタッフ

こんにちは。
本の整理をしていて「美人の日本語」を見つけました📚
一日一語、口にするだけで心が綺麗になる一年365日の言葉
本日1月9日のページを記載します。

弱冠（じゃっかん）
成人式の冠
　〜人は生まれて十年したら、「幼」といい、学問を始める。
　　二十年したら、「弱」といい、冠をつける。
　　三十年したら、「壮」といい、妻を迎える。
　　四十年したら、「強」といい、仕官する。
　　五十年したら、「かい」といい、重要な官職につく。
　　六十年したら、「耆（き）」といい、人を指揮する。
　　七十年すると「老」といい、家事をその子に伝える。
　　八十年以上を「老毛」といい、生まれて七年までを「悼」といい、「老毛」と「悼」の者は、罪を犯しても、刑を加えない。
　　百年の人を、「期」といい、ねんごろに養う〜（「礼記（らいき）」）
　弱冠は、ここからきた言葉で、二十歳の男子のことです。
　今では実際に冠をつけることはありませんが、大人になるということは、目に見えない冠を賜り、胸を張っている姿こそ、ふさわしいのではないでしょうか。その冠には、自負や責任がちりばめられています。
　　　　　　　

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