2021.09.18
家を建てられない土地がある
いえとち本舗小松店 スタッフ
今日は家が建てれる地域と建てられない地域についてお話します。
不動産業者はまず確認するのが、「市街化区域」か「市街化調整区域」かです。
市街化区域は街を活性化させるために活用される地域で、特に制限もなく家を建て
られます。
問題は市街化調整区域で無秩序な市街地の拡大を防ぐ地域とされていて、
マイホームなどの建築にあたり、建て方や建てられる規模など多くの制限があります。
特徴として一般的な土地に比べて制限があることから、市場価値が下がり、
価格が割安な場合も見られます。ただ、市場価値が下がると住宅ローンの融資が下りな
かったり、融資額が減額されたりするケースも想定されるということを
頭に入れておく必要があります。
さらに住宅地ではないため、舗装や下水道など生活インフラの整備が遅れたり、
整備工事が自治体から助成金が受けられなかったりする場合も。
その分の負担は自費になるので注意が必要です。
また、コンビニ、スーパーなどの生活利便施設や駅など交通機関が遠い、少ないことも考えられます。
市街化調整区域は、基本的に農業や林業を行う地域なので騒音は少ないですが、
農薬や肥料の臭いなどが気になることもありえます。
一方で、高層ビルや商業施設が建築されにくいため、
市街化区域に比べて静かな環境で過ごせるというメリットは受けやすいでしょう。
また、市街化区域や市街化調整区域は自治体が定めるため、将来変更される可能性もあります。
希望の暮らし方の優先順位を明確にして選ぶことが重要です。
不動産は多くの法律が絡んでくるので、プロに相談が必要です。
いえとち本舗では様々なご相談に乗ることができますので、お気軽にお問合せください。