2017.02.04

何かが道をやってくる

いえとち本舗金沢南店 スタッフ

こんにちは。
本日は立春ですね。暦の上ではついに春となりました。
窓の外では、その名にふさわしい麗らかな陽光が降り注いでいます。みなさま、この週末はいかがお過ごしですか。


というわけで、今日はゾンビ映画の話をしたいと思います。
実は本日はホラー映画の巨匠、ジョージ・A・ロメロ監督の誕生日でもあるのですね〜。77歳! 誠におめでとうございます。
ゾンビ映画全般に詳しいわけではないのですが、さすがにロメロ監督の『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』は観ました。
ドキュメンタリータッチで撮られたこの映画、その非常にシンプルな構成がかえって臨場感を増しています。


父の墓参りへ出かけた兄妹、ジョニーとバーバラ。墓地につくと、遠くからふらふらと近づく人影がある。
それはよみがえった死者(リビングデッド)であり、兄を襲われたバーバラは無我夢中で近くの一軒家へ逃げ込んだ。
まもなく、近隣で襲われた人々もその家に集まってくるが、外部の情報もわからず、内部での対立も生まれ、果たして皆は恐怖の一夜を生き延びることができるのか―――


ゾンビ映画の礎、金字塔とも言われるこの映画ですが、「ゾンビ」という言葉そのものは使われていません。
姿はいわゆるゾンビのイメージそのままですが、ここでは彼らは「リビングデッド(生ける屍)」とある種詩的な呼ばれ方をしています。
あらゆるゾンビ映画でゾンビが生者を襲い、その逆はまずありませんが、なぜ死者が生者を襲うのか。
人が食べられるシーンもよく見ます。しかし死んでしまったのならば食欲はもうないはず。動き続けるためのエネルギー補給でしょうか?
理由なんてないのかもしれません。
図らずも生を喪ってしまった身からすれば、生きて動いて自分から逃げ回る存在を見ると、引きずり倒したくなる気持ちもわからなくもありません。
そうなると「生ける屍」という呼び名が、ふと、哲学的にも思えてきます。
誰も死にたくて死に、よみがえりたくてよみがえったわけではないでしょうから……



ゾンビ映画は結構好きで、年代を問わずいくつか観ているのですが、このあまりにも有名な作品を観たのは割と最近でした。
有名すぎて事前情報が豊富で、見る前からストーリーなどわかってしまっていたのですが、それでも最初のシーン、画面の奥から何の説明もなくゆっくりと近づいてくるリビングデッドの姿には本能的な恐怖を感じさせる何かがあり、映画として非常に美しいシーンだったと思います。
ラストの救いのなさも含めてあらゆる時代を先取りしたかのようなシュールさで、今では何度も見たい映画との一つとなりました。
ちなみにこの映画、カルト映画ファンの琴線に深く触れ、当然のごとく後継映画やリメイク作品がいくつも作られています。
リメイク版では今作の主役バーバラは、ゾンビに立ち向かう強い女性となって新たに描かれていますが、個人的には、ゾンビにも人々の対立にもやられっぱなし・泣きっぱなしのか弱いヒロインのバーバラのほうが、なんとなくゾンビの相手役(?)としてはあっているような気がします。可憐でした。
万人にお勧めできる映画ではありませんが、春になってうきうきしている、何かを新しく始めたい! という方には、ある意味生を実感する映画として意外と良いかもしれません。



そろそろ花粉が飛びそうな気配ですね。
ゾンビもいやですが、花粉に襲われるのも遠慮したいものです。
みなさまも、どうぞ対策を万全に……






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