その情熱を胸に秘め

2018.11.06

その情熱を胸に秘め

いえとち本舗 石川 スタッフ

こんにちは、少し暖かい今週、皆様いかがお過ごしですか。
天候にはだまされます。先日の休日、天気予報ではすっきり青空のはずだったのに、結局朝からずっと雲がはがれず、カーテンなど洗うつもりが恨めしく空を見上げるはめになりました。
11月は霜月とも言い、文字通り霜が降りるような季節を指します。しかし昨日から日差しは温かい。
思うように、予定通りに物事は動かないという運命の一端を教えてくれる晩秋のはじめです。大げさですかね。

 

心が疲れた時、どうしても体が重い時、ふと浮かぶ言葉は何でしょう。
よく「人生を変えた言葉」などといいますが、実のところ私は言葉とか、音楽とか、それほど人に影響を与えるものではないと思っています。

人はゆっくり変わっていくものです。そしてその人の根っこのような部分は一生変わらないとも思います。根が変容すればそれは同じ木ではありません。根幹を抱えつつ、それでも変わろうと枝を伸ばすのが人が人たる所以かとも思うのです。

とかひねくれつつ、なんだか疲れたなあ、とため息が出るときになぜかいつも心に浮かぶ言葉があり、ひょっとしたらそれ、自分に影響大な言葉なんじゃ?と最近じわじわ思うようになってきました。
影響なんかない、と固い頭で思い込んでいても、言葉の柔らかな、しかし確かな重みと存在感はいつの間にか心に深く食い込んでいるのかもしれません。

なんでまたこんな話を始めたかというと、まあ、最近見たんですよね、『もののけ姫』

久しぶりでしたが、やっぱり良かったです。そして気づいた、あれ、あのセリフにずいぶん助けられてる気がするぞ。


それは山犬でも神様でもなく、物語終盤である女性が放つ言葉なのですが、実に単純なセリフでももう何年も胸に残っています。
これが影響ってものですかね。

生きてりゃ何とかなる。

それでは

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