
2025.05.01
「UA値」とは?家の性能を左右する重要な基準をやさしく解説!
いえとち本舗金沢南店 スタッフ
こんにちは、いえとち本舗石川です。
いつもコラムをご覧いただきありがとうございます!
住宅の性能をチェックするとき、必ずといっていいほど出てくる「UA値(ユーエーチ)」という言葉。
専門用語に見えるので、ちょっと難しそう…と思っていませんか?
でも実は、UA値を知っておくだけで、住まいの快適さや省エネ性能を見極めることができるんです。
今回はそんなUA値について、初めて家づくりをする方にもわかりやすくご紹介します!
UA値=家の「断熱のチカラ」を表す数字です
UA値とは、「外皮平均熱貫流率(がいひへいきんねつかんりゅうりつ)」のこと。
これだけ聞くと頭が痛くなりそうですが
簡単にいうと「家の中の熱がどれだけ外へ逃げていくか」を表したものです。
たとえば、冬に暖房で温めた空気が、窓や壁を通じて外に逃げてしまったらどうでしょう。
たくさん暖房をつけても、どんどん熱が出ていくようでは、光熱費も高くなりますよね。
そんなとき、UA値が低い家=熱を逃がさない家なら
少ないエネルギーで効率よく室内をあたためられるのです。
数字が小さいほど、省エネ性能が高い!
UA値の大事なポイントは、「値が小さいほど断熱性能が高い」ということ。
つまり、UA値が低ければ低いほど、冷暖房に頼らず快適に過ごせるということです。
北陸地域では、UA値0.6以下がZEH(ゼッチ)住宅の基準になっています。
ZEHはエネルギー消費を抑えて、暮らしながら環境にも配慮できる住宅スタイル。
いえとち本舗石川の住宅も、この基準をしっかりクリアしていますのでご安心ください♪
「外皮(がいひ)」ってなに?
UA値の計算には「外皮」という言葉も出てきます。
これもなじみが薄い言葉ですが、簡単にいえばおうちの外と中を仕切る部分すべてのこと。
-
壁
-
天井や屋根
-
床
-
窓や玄関ドアなどの開口部
これらを通じて逃げる熱量を平均して求めたのがUA値なんです。
性能を数値で見える化する時代に!
昔の家は、「断熱性能ってなに?」というくらい、基準も曖昧でした。
でも今は違います!
家の性能を数値化して比較できる時代なんです。
そのなかでもUA値は、家の「あたたかさ」や「冷えにくさ」に直結する重要な指標。
だからこそ、家を建てる前にしっかりチェックしておくことが大切です。
UA値がわかると家づくりがもっと楽しくなる!
・家族がいつでも快適に過ごせる
・光熱費がグッと抑えられる
・夏も冬もストレスなく暮らせる
そんな住まいを実現するためにも、UA値は見逃せないキーワードです。
「なんとなく良さそう」ではなく、「数値でしっかり確認できる安心感」を持って、家づくりを進めていきましょう!